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内部取引消去ラボ|図解とシミュレーションで学ぶ債権債務の相殺・貸倒引当金・照合差異(日本基準)

このラボには、先生と生徒の会話形式の解説記事があります内部取引消去ラボの図をそのまま使って、迷いやすい点を会話で読み解きます。30秒でできるラボ実習つき。

このラボでできること

  • 相殺消去と貸倒引当金の修正 … グループ内の取引高・債権債務の相殺と、消した債権に対する貸倒引当金の戻しを、開始仕訳・税効果(適用指針第28号 第32項・第33項)・非支配株主への配分まで1ステップずつ表示します。
  • 照合差異を原因別に分ける … 売手の売掛金と買手の買掛金が合わないとき、未達商品・未達送金・誤り・換算替えに分けて直し、残った差を「① 債権債務」「② 取引高」に分けて判定します。
  • 決算日が違う子会社 … 決算日の差が3か月以内で正規の決算を使う場合の「重要な不一致の整理」(連結会計基準 注4)と、仮決算との違い、取り込んだ在庫の未実現利益と税効果を計算します。
  • 実務対応の手順(提案) … 照合差異の直し方は基準に定めがないため、会計基準・会社法令・内部統制・監査の一次情報から、5ステップ・許容額・子会社管理のチェックリストを提案として示します。
  • IFRSとの違い … 決算日の扱い(IFRSは原則そろえる)や、グループ内の外貨建貸付金の為替差額が連結に残る点を、日本基準と並べて確かめられます。

使い方(3ステップ)

  1. 「基礎」タブで考え方をつかむ
    相殺しても利益が変わらない理由、引当金を戻すと利益が動く理由、照合差異・決算日の違いの全体像を図解で確認します。用語のミニ辞典もあります。
  2. 「設例」タブで数字の流れを追う
    事例A〜Gを1ステップずつ追えます。設例・基礎は引当金と未達取引、設例・応用は有税の個別引当・照合差異の分解・換算・決算日のズレです。
  3. 「シミュレーション」タブで数字を変える
    「債権債務と貸倒引当金」「照合差異」「決算日の違い」の3モードで、事例の数字を入れ替えて試せます。Undo/Redo・リセット付きです。

よくあるつまずき

  • 売上高を消すと利益も減ると思う … 売上高と売上原価を同額消すので、相殺そのものは利益に影響しません。利益が動くのは、貸倒引当金の修正や未実現利益の消去です。
  • 期末の引当金を毎期全額、当期の利益に足す … 前期末の分は開始仕訳(利益剰余金期首残高)で引き継ぎ、当期に増減した分だけが当期の利益になります。
  • 有税でも繰延税金負債を計上する … 有税で個別に繰延税金資産を計上していれば、その実計上額と同額を相殺します。損金算入なら債権者の税率で繰延税金負債です。
  • 合わない残高を小さい方で消して終わる … まず原因を分けて直します。取引高の残差が片側に残ると、その額は連結の売上総利益に含まれたままになります。
  • 決算日の差が3か月以内なら何もしない … 正規の決算を使えても、ズレ期間の重要な取引は取り込んで整理します。3か月を超えたら仮決算です。
学習用の簡易判定です。子会社かどうかの判定はしません(債権者の子会社は連結子会社として計算します)。照合差異の許容額・残差の扱いは、基準に定めのない部分についてのラボの提案です。事例の数値はすべて独自の数値で、金額の単位は学習用の共通単位です。

根拠にした基準

  • 企業会計基準第22号「連結財務諸表に関する会計基準」(第16項・第17項・第31項・第35項・注1・注4・注10・注12)
  • 企業会計基準適用指針第28号「税効果会計に係る会計基準の適用指針」(第32項・第33項・第34〜37項)
  • 外貨建取引等会計処理基準 三3、移管指針第2号「外貨建取引等の会計処理に関する実務指針」
  • 会社計算規則 第64条、連結財務諸表規則 第12条・第13条(同ガイドライン 12-1・13-4)、会社法・会社法施行規則(企業集団の内部統制)
  • 財務報告に係る内部統制の評価及び監査の基準・実施基準、監査基準報告書600、企業会計基準第24号(誤謬の訂正)

項番号と改正の反映状況は、ラボ内の「このツールの前提条件」に基準確認日とあわせて記載しています。

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連結決算ラボ シリーズ

連結決算の10論点を、図解・設例・シミュレーションで学ぶツール群です。

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