経理財務部の記録
ある製造小売の経理財務部が、自分たちで仕組みを作っていく記録。会社の出来事を、部長の席(決めるまで)とハルカの席(分かるまで)の両方から追います。会社・人物は架空です。
大野部長 経理財務部長。二周目の学び直し
ハルカ 経理担当。一周目で会計を覚える
解説内容は公認会計士・税理士が監修しています。製品名・サービス名は本文に出てきません。
会社のいま2026年10月時点。数字は物語上の固定値で、回が進むと年表の記録に沿って動きます
業種製造小売(自社で企画・製造し、店舗とECで販売)
上場東証グロース。将来はプライムを目指す
決算期3月
グループ子会社3社(製造、EC・物流、海外販売)
店舗68店/賃貸借契約80件
経理財務部8人(部長・大野/ハルカ)
180億円連結売上高
68店店舗数
980人連結従業員
80件賃貸借契約
10月第2四半期決算いま
11月中間決算後
12月取締役会
1月
2月
3月決算直前
4月新リース本番
子会社社
開始 3いま 3目標 5
連結決算の所要日数営業日
開始 12いま 12目標 8
連結を組める人人
開始 1いま 1目標 3
属人化している業務件
開始 6いま 6目標 2
経営への提案(年)件
開始 0いま 0目標 4
棒は「開始→1年後の目標」の間のどこにいるか。灰色の目盛=開始、緑の目盛=目標。所要日数と属人化は少ないほど右へ進みます。
部の仕組み数字に出ない変化。どの回で変わったかを残します
| 項目 | はじめ(2026年10月) | いま |
|---|---|---|
| リースの判断基準書 | なし(担当ごとに判断) | 作業中2026-10 作成中。部長が10日で書く(識別・リース期間・簡便的取扱い・割引率の考え方) |
| リース台帳の運用 | Excel。店舗開発部と経理で別々の表 | 作業中2026-10 今期は共通テンプレートとExcelで運用すると決定。承認・変更履歴・子会社からの収集は要件として書き出し中(11月に専用システムの要否を判断) |
| AI利用のルール | なし。個人が調べものに使う程度。契約書を入れてよいかは未定 | 作業中2026-10 部として決めることにした。入れていい文書の範囲と使っていいサービスを確認中(情報システムと利用履歴・保存状況を確認後に運用開始) |
| 他部門・子会社との連携(契約情報) | 都度の問い合わせ。決まった窓口なし | 決定2026-10 店舗開発部・物流子会社に契約の収集と洗い出しを依頼する方針(社長の一言を取りに行く) |
| 判断のレビュー体制 | 部長が最後に全件を見る(属人化) | 決定2026-10 判断基準書→担当が当てはめ→部長は例外と通常案件の抜き取りを確認、と決定(基準書完成後に運用) |
| 連結決算の組み方 | Excel。部長が一人で組む | まだ変わっていない Excel。部長が一人で組む |
| 子会社の経理データ | 各社ばらばら。月次はExcelで回収 | まだ変わっていない 各社ばらばら。月次はExcelで回収 |
| 経営への報告の形 | 決算数値の報告のみ。提案はしていない | まだ変わっていない 決算数値の報告のみ。提案はしていない |
決定方針が決まった 作業中作りはじめている 完了運用に入った
決まったが、まだ終わっていないこと次の回で動くもの
- リースの判断基準書作業中作成中。部長が10日で書く(識別・リース期間・簡便的取扱い・割引率の考え方)
- リース台帳の運用作業中今期は共通テンプレートとExcelで運用すると決定。承認・変更履歴・子会社からの収集は要件として書き出し中(11月に専用システムの要否を判断)
- AI利用のルール作業中部として決めることにした。入れていい文書の範囲と使っていいサービスを確認中(情報システムと利用履歴・保存状況を確認後に運用開始)
- 他部門・子会社との連携(契約情報)決定店舗開発部・物流子会社に契約の収集と洗い出しを依頼する方針(社長の一言を取りに行く)
- 判断のレビュー体制決定判断基準書→担当が当てはめ→部長は例外と通常案件の抜き取りを確認、と決定(基準書完成後に運用)
部長の判断(要約)全文は 大野部長の判断ノート に
No.1 2026-10新リースの契約80件を、誰に・何を・いつまでに。年内に試算・監査法人協議・取締役会まで持っていけるか
決めたこと判断基準書を部長が10日で書き、当てはめはハルカが主担当(11月末)。部長は例外と通常案件の抜き取りを確認 ほか持ち越した懸案店舗開発部が2週間で動いてくれるか(社長の一言が取れるか)
年表会社の出来事と、その月の回
2026年10月
新リース対応が始まる(店舗等の賃貸借契約80件の棚卸しと体制づくり。2028年3月期から強制適用)
記事はまだありません(会社の出来事として記録)
大野部長が新リース対応の体制を決める(判断基準書を部長が書き、担当が当てはめ、例外と抜き取りを部長が確認。年内に試算・監査法人協議・取締役会)
リースの判断基準書リース台帳の運用AI利用のルール他部門・子会社との連携(契約情報)判断のレビュー体制
次の回
ハルカ回①「店舗契約の実地判断」(近日)
三つのページの役割
ハルカの学習ノート分かる・学ぶ・実践する。会計の論点と現場の判断が、1節=1論点で溜まります。ハルカが中心の回(先生・部長も登場)。開く ▶
大野部長の判断ノート考える・決める・組織を動かす。1回=1判断で、問い→選択肢→決めたこと→成果物→その後。部長が中心の回(先生・ハルカも登場)。開く ▶
経理財務部の記録(このページ)二人の行動で会社がどう変わったかの台帳。会社のいま、部の仕組み、年表。読み物は置かず、各回へ案内します。
記事の所属は「誰が出たか」ではなく「誰が中心に判断・学習・実行したか」で決めています。三人が集まって新しい結論が出る回だけ「合同回」。このページは記事の公開のたびに更新されます。
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