【試算】WACCの計算シミュレーションでイメージをつかもう!

このツールについて

WACCを計算するとき、実務で本当に困るのは数式ではなく「その数値をどこから持ってくるか」です。リスクフリーレート、β、マーケットリスクプレミアム——どれも出典を決めないと計算が始まりません。この画面は、各入力の横に実務ガイド(取得方法)を置き、出典を確認しながらCAPMでWACCを組み立てられるようにしたものです。

この画面でできること

  • CAPMで株主資本コストを組み立て(リスクフリーレート+β×マーケットリスクプレミアム)
  • 各入力の「取得方法」ボタンを開くと、どこから値を持ってくるかの実務ガイドを表示
  • 負債コストと実効税率を入れて、税引後負債コストと加重平均を算出
  • サンプル値(中堅メーカー/ベンチャー/インフラ大手/IT・ソフト)で典型的な水準を確認

使い方

まずサンプル値を読み込んで、業態によってWACCがどれくらい違うかを見てください。そのうえで各入力の「取得方法」を開き、自社が使う出典を決めてから数値を差し替えると、後から根拠を説明できる計算になります。算出したWACCはDCF評価やROICとの比較に使えます。

つまずきやすいところ

非上場企業ではβが観測できません。類似上場企業のβを使う場合は、その企業の資本構成の影響を除いたうえで(アンレバード化)、自社の資本構成に合わせ直す(リレバード化)という調整が本来必要です。この調整を飛ばすと、負債比率の違いがそのまま誤差になります。また、資本構成は簿価ではなく時価ベースで測るのが原則です。小規模企業ではサイズプレミアムを上乗せする実務もあり、WACCは一つの正解が出る指標ではありません。前提を明示することが重要です。

この画面が扱う範囲

本ツールはWACCの構造を理解するための学習用シミュレーターです。実際の株価算定・投資判断に用いる場合は、前提の妥当性について専門家の確認を受けてください。

あわせて使うツール

この画面は学習と論点発見のための一次判定ツールです。表示される金額は簡略計算による参考概算で、申告用の税額・適用額を確定するものではありません。実際の適用判定には法令・通達の確認と、税理士等の専門家への相談が必要です。

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