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グローバルミニマム課税ラボ|国別実効税率15%・SBIE・QDMTT/IIR/UTPRを図解と設例で学ぶ

このラボには、先生と生徒の会話形式の解説記事がありますグローバルミニマム課税ラボの図をそのまま使って、迷いやすい点を会話で読み解きます。30秒でできるラボ実習つき。

このラボでできること

  • 判定の5ステップ…対象グループ(直前4年度のうち2年度以上で7.5億ユーロ以上)→ 移行期間CbCRセーフ・ハーバー → 国別実効税率 → トップアップ税額 → 誰が課すか、の順に、どこで分かれるかを表と図で確かめられます(法人税法82条・82条の2)。
  • 国別実効税率とSBIE…調整後対象租税額 ÷ 国別グループ純所得で15%と比べ、給与等・有形固定資産等の一定割合(2026年開始の年度は9.4%・7.4%)を除いた超過利潤を計算します。
  • トップアップ税額と「誰が課すか」…(純所得 − SBIE)×(15% − 実効税率)を、QDMTT → IIR(帰属割合)→ UTPR(日本への配分割合)の順に割り振り、日本の法人税(90.7%)・地方法人税を表示します。
  • セーフ・ハーバーと令和8年度の見直し…CbCRの数字による3テスト(簡素な実効税率は開始年で15%・16%・17%・17%、Once out)、SbS(最終親会社等が米国)、SBTI(適格な投資税額控除等の加算)を反映します。
  • 判定の比較と期限…実効税率・人と設備・最終親会社等の所在地とQDMTTを動かしたときの変化をグラフと表で比べ、税額の申告書と情報申告(GIR)の期限を、初回延長の要件と休日の繰下げを手続ごとに反映して表示します。

使い方(3ステップ)

  1. 「基礎」タブで考え方をつかむ
    制度の目的、判定の5ステップ、7.5億ユーロ、国別実効税率、SBIE、トップアップ税額、QDMTT・IIR・UTPR、セーフ・ハーバー、申告と税率を図で確認します。
  2. 「設例」タブで1ステップずつ追う
    IIR・QDMTT・セーフ・ハーバー(設例・基礎)、持分70%・対象外・SbS・UTPR(設例・応用)を、判定から日本の税額まで順に進めます。
  3. 「シミュレーション」タブで数字を変える
    連結総収入・年度・最終親会社等の所在地・GloBE所得と税・給与等と有形資産・CbCRの数字を入れると、実効税率・トップアップ税額・課税する国・期限が連動して変わります。

よくあるつまずき

  • 法定税率だけで判定してしまう(国別実効税率で判定。税額控除や優遇税制で下がる)
  • 超大企業だけの制度と考える(7.5億ユーロは約1,200億円。直前4年度のうち2年度以上で判定)
  • 税額がゼロなら何もしなくてよいと考える(GIRは原則必要)
  • QDMTTとIIRで二重に払うと考える(前の段で課された分は差し引く)
  • セーフ・ハーバーを毎年自由に選べると考える(Once out, always out)
このラボは前提を限定した学習用の簡易計算です(単位は百万円、連結総収入は億ユーロ。計算・判定は端数処理なし、表示は小数第1位まで)。国別グループ純所得・調整後対象租税額はGloBEルールの調整後の金額を入力する前提で、過年度の再計算、中間親会社・被部分保有親会社の順番、共同支配会社等、UPEセーフ・ハーバー、日本の国内最低課税額の計算は扱いません。実際の申告は法令・通達と専門家の確認のうえで行ってください。

根拠にした基準

  • 法人税法82条〜82条の22(国際最低課税額・国際最低課税残余額・国内最低課税額に対する法人税)・150条の3(特定多国籍企業グループ等報告事項等の提供)、地方法人税法
  • 国税庁「グローバル・ミニマム課税への対応に関する改正のあらまし」(令和5年4月・令和7年4月)
  • 財務省「令和8年度税制改正の大綱」、「グローバル・ミニマム課税に係る国際合意を踏まえた措置」(令和8年1月23日閣議決定)

法令等の確認日:2026年9月29日。事例の数値はすべて独自の学習用です。

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