外貨建取引ラボ【部長編①】|為替を、決算のあとの「結果」から、方針で管理するものにする ── 自部門・全社・経営層、三つの視点で経理財務部長が決めること
為替の影響を、決算のあとに結果として報告している。社内レートは会社ごと、為替予約は購買の担当が相場を見て付け、経営層は為替の方針を決めていない。経理財務部長の立場で、それを方針で管理する仕組みに変える。輸入年1,200万ドル・海外販売子会社の設例で、自部門の管理者として(社内レートを一つに。予算レートと制度会計の相場を分け、為替の影響を別の行に。予約台帳と振当処理の前提になる方針書、二人目の育成)、全社の調整役として(予約の量とタイミングをルールで決める。量を決める人・付ける人・記録する人を分ける。換算の影響と取引の影響を分ける)、経営層に説明する側として(ヘッジ方針・予算レートの決め方・為替の影響と実力の差の報告・感応度・予約の評価・見直しの条件)の三つの視点で検討し、決定事項を残します。予約台帳・情報の受け渡しルール・経営層向け一枚(Excel)と、経営会議の説明資料(PowerPoint)付き。