MENU

法人税

「その支出は損金になるか・いつ・いくら損金になるか・税額はいくらか」の3つの問いから、国税庁タックスアンサー(法人税)79本の解説記事を7テーマ・読む順で体系的に読むためのガイド。判断フロー、よくある質問17問、つまずきポイント7つ、防衛特別法人税・少額減価償却資産の改正への案内付き。

要点:法人税とは

  • 法人税 … は、法人の各事業年度の所得にかかる税です。所得は、会計の利益に、損金にならない費用を足し戻すなどの調整(申告調整)をして計算します。
  • 税率 … は、資本金1億円超の法人などは23.2%、資本金1億円以下の中小法人等は所得のうち年800万円以下の部分が15%、超える部分が23.2%です。
  • 損金の制限 … として、役員給与(3つの型)、交際費(中小は800万円か接待飲食費の50%)、寄附金(限度額)、法人税・住民税の本税などがあります。
  • 防衛特別法人税 … は、令和8年4月1日以後開始の事業年度から、基準法人税額から年500万円を引いた額に4%を掛けて計算します。税額が0円でも申告が必要です。
  • 申告 … は、事業年度終了の日の翌日から2か月以内です。青色申告にすると欠損金を10年間繰り越せるなどの特典があります。

このガイドでできること

  • 「損金になるか・いつか・税額はいくらか」で読む記事を決める … 法人税の論点を3つの問いに整理し、判断フローの図から該当するテーマ(A〜G)の記事にたどり着けます。
  • 79本の解説記事を「読む順」で読む … 国税庁タックスアンサーの番号順ではなく、決算・申告で考える順に並べ替え、各記事に「この記事で判断できること」と「前後に読む記事」を添えています。
  • 誤解しやすい7つのポイントを先に知る … 役員報酬の期中改定、事前確定届出給与、1人1万円以下の飲食費、10万円未満の判定単位、修繕費など、記事をまたいで迷いやすい点を対比しています。
  • 実務のツールにつなぐ … 法人税法ラボ、法人税法の早見表、別表ナビ、寄附金の限度額ナビ、業績連動給与のデータベースへ、各テーマから直接移動できます。

使い方(3ステップ)

  1. 全体像タブで「3つの問い」と判断フローを見る … 迷っている支出が、損金になるかの問題か、時期・金額の問題か、税額計算の問題かを確かめます。
  2. テーマ別タブで該当テーマの記事を読む順に読む … 1本目から順に読むと、そのテーマの考え方が一通りつながります。急ぐときは「この記事で判断できること」を見て必要な記事だけ開いてください。
  3. つまずきポイントで確認し、ツールで試す … 読んだ内容を「よくある誤解」で点検し、別表ナビや試算ツールで自社の決算に当てはめます。

よくあるつまずき

  • 役員報酬を期中に自由に変える … 改定は原則として期首から3か月以内。それ以外の増額分は損金になりません。
  • どんな飲食も1人1万円以下なら交際費外 … 社内の役員・従業員だけの飲食は対象外です。書類の保存も要件です。
  • 10万円未満を1個ずつ判定する … 通常1単位として取引される単位(応接セットなら1組)で判定します。
  • 税金は全部損金になる … 法人税・住民税の本税、加算税、罰金などは損金になりません。
学習用のガイドです。国税庁タックスアンサーの内容を、理解のために整理・図解したものです。テーマの分け方(A〜G)と読む順は taxjudge の整理で、国税庁の分類とは異なります。金額基準は確認日時点のもので、中小企業者等の少額減価償却資産の特例(令和8年4月1日以後の取得は40万円未満)と法人税率は国税庁タックスアンサー(令和8年4月1日現在法令等)で確認しています。特別償却・税額控除の適用期限と要件は改正が多いため、個別の判断は国税庁のページと最新の法令で確認してください。

もとにした資料

  • 国税庁「タックスアンサー(よくある税の質問)」法人税 No.5100〜5932(No.5408・5759 は令和8年4月1日現在法令等)
  • 法人税法、法人税法施行令、法人税基本通達、租税特別措置法

確認日は2026年10月18日です。

収録記事一覧(テーマ別・読む順)

A 法人税の基本・税率・欠損金と申告(11本)

B 役員給与と出向(9本)

C 交際費・寄附金と支出の区分(9本)

D 費用の損金算入(租税公課・保険料・前払費用・貸倒れ)(15本)

E 減価償却と固定資産(15本)

F 借地権と圧縮記帳(6本)

G 特別償却・税額控除(租税特別措置)(14本)

あわせて読む・調べる

このテーマで、まだ知りたいことはありませんか?
他社事例、自社の場合の迷い、追加で見たいデータなどを教えてください。多くの実務家に共通する課題は、データ・記事・ツールの形で調査し公開します。