このツールについて
役員報酬に業績連動の要素を入れるとき、税務上の関門は法人税法34条1項3号の業績連動給与に該当し、損金算入の要件を満たすかです。要件は厳しく、算定方法の開示や適正な手続を欠くと全額損金不算入になります。この画面は、有報の「役員の報酬等」で法人税に言及している119社を集め、各社がどう設計し、どう書いているかを見られるようにしたものです。
この画面でできること
- 損金算入の言及区分(34条明記/業績連動給与に言及/要確認/言及なし)で絞り込み
- 業種・市場区分・監査法人で検索
- 社内取締役・執行役の報酬構成比を、変動報酬比率の高い順に確認
- 行をクリックすると各社の詳細(算定方法・方針の記載)が開く
- 報酬内訳はEDINETのXBRL構造化データから取得した数値で、原本の有価証券報告書に遡れる
使い方
まず損金算入の区分で絞って、34条を明記している会社の記載を読んでください。自社の報酬設計に近い変動報酬比率の会社を探し、その算定方法の書きぶりを参考にするのが実用的な使い方です。業種・市場区分で絞れば、規模感の近い会社に当たれます。
つまずきやすいところ
業績連動給与の要件は「有価証券報告書等で算定方法を開示していること」を含みます。つまり開示と税務が直結しており、開示の書き方が不十分だと損金算入が否認され得ます。また、対象になるのは業務執行役員に限られ、社外取締役や監査役は対象外です。報酬委員会の決定手続や、有価証券報告書の提出期限との関係など、形式要件を落とすと結論が変わるため、実際の適用は必ず専門家の確認を経てください。
この画面が扱う範囲
収録は有報サーチ全文検索で「法人税」×目次「役員の報酬等」を検索して抽出した119社です。対象期間は、非3月決算は各社の直近本決算(2025年4〜12月期)、3月決算は2025年3月期で統一しています。報酬内訳はEDINET DB(金融庁EDINETのXBRL構造化データ)由来で115社分。上場廃止等でデータのない会社が2社あります。
あわせて使うツール
- ROICに関する開示状況(有価証券報告書より)
- 人的資本開示ベンチマーク|女性管理職比率・男女賃金差異・育休
- 税制適格ストックオプション 適格要件 自社診断ツール
- オーナー社長のための最適配分|役員報酬 vs 配当
収録データはEDINETに提出された有価証券報告書等からの機械抽出であり、参考情報です。数値・記載内容は必ず開示原文でご確認ください。
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