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源泉所得税

源泉所得税の45本の解説記事を「誰に・何を・いつ支払うか」の3つの問いから体系的に読むガイド。判断フロー・テーマ別の読む順・よくある質問・つまずきポイント。

要点:源泉所得税とは

  • 源泉徴収とは、給与や報酬などを支払う側が、支払のときに所得税(と復興特別所得税)を差し引いて国に納める仕組みです。納税者本人ではなく「支払者」に義務があります。
  • 対象になる支払は、給与・賞与・退職金のほか、原稿料や税理士報酬などの報酬・料金、非居住者や外国法人への一定の支払(国内源泉所得)です。社宅・食事・貸付金の利息のような経済的利益も給与として扱われます。
  • 納付期限は、原則として支払った月の翌月10日です(非居住者等への国内源泉所得を国外で支払い、国内払いとみなされる場合は翌月末日)。給与の支給人員が常時10人未満の会社は、申請により年2回(7月10日・1月20日)にまとめる「納期の特例」を使えます。
  • 非居住者等への支払は、国内源泉所得に当たるかを確かめたうえで、所得の種類に応じた税率(20.42%・15.315%・10.21%など)で源泉徴収します。租税条約で軽減・免除を受けるには、支払前の届出書の提出が必要です。

このガイドでできること

  • 「誰に・何を・いつ支払うか」で読む記事を決める … 源泉所得税の論点を3つの問いに整理し、判断フローの図から該当するテーマ(A〜F)の記事にたどり着けます。
  • 45本の解説記事を「読む順」で読む … 国税庁タックスアンサーの番号順ではなく、理解しやすい順番に並べ替え、各記事に「この記事で判断できること」と「前後に読む記事」を添えています。
  • 誤解しやすい7つのポイントを先に知る … 社宅の役員・従業員の違い、2種類の還付、海外勤務者の役員給与など、記事をまたいで迷いやすい点を「よくある誤解」と「正しい見方」で対比しています。
  • 実務のツールにつなぐ … 源泉徴収の要否判定、非居住者への源泉徴収判定、租税条約の限度税率シミュレーター、年末調整ラボへ、各テーマから直接移動できます。
  • 全体像の中で未収録の論点を知る … 年末調整・退職金・報酬料金の3テーマは準備中として国税庁のページへ案内し、記事が増えても同じ地図の上で読めるようにしています。

使い方(3ステップ)

  1. 全体像タブで「3つの問い」と判断フローを見る … 迷っている支払が、居住者への給与なのか、経済的利益なのか、非居住者への支払なのかを確かめます。
  2. テーマ別タブで該当テーマの記事を読む順に読む … 1本目から順に読むと、そのテーマの考え方が一通りつながります。急ぐときは「この記事で判断できること」を見て必要な記事だけ開いてください。
  3. つまずきポイントで確認し、ツールで試す … 読んだ内容を「よくある誤解」で点検し、判定ツールやシミュレーターで自社の支払に当てはめます。

よくあるつまずき

  • 現物や経済的利益は給与ではないと考える … 社宅・食事・無利息の貸付け・記念品なども、基準を超える部分は給与として源泉徴収の対象です。
  • 非居住者なら一律に源泉徴収が要る(または要らない)と考える … 国内源泉所得に当たる支払だけが対象で、そのうえで租税条約による軽減・免除があるかを確認します。
  • 還付の手続を取り違える … 計算誤りなどの納め過ぎと、租税条約の届出遅れによる還付請求は、別の手続・別の様式です。
  • 納期の特例をすべての支払に使えると考える … 特例の対象は給与・退職金と一部の報酬だけで、非居住者への支払や原稿料などは毎月納付です。
学習用のガイドです。国税庁タックスアンサーの内容を、理解のために整理・図解したものです。テーマの分け方(A〜F)と読む順は taxjudge の整理で、国税庁の分類とは異なります。金額基準は確認日時点のもので、個別の判断は国税庁のページと最新の法令で確認してください。

もとにした資料

  • 国税庁「タックスアンサー(よくある税の質問)」源泉所得税 No.2502〜2891、所得税 No.1920〜1936
  • 所得税法第183条(源泉徴収義務)、第212条(非居住者又は法人の所得に係る源泉徴収義務)、第216条(納期の特例)、所得税基本通達36-21〜36-50(経済的利益)

確認日は2026年10月16日です。

収録記事一覧(テーマ別・読む順)

A 制度の全体像と事務(8本)

B 給与の形態別の取扱い(6本)

C 経済的利益・現物給与(11本)

D 海外勤務者(出国・帰国)(8本)

E 非居住者・外国法人への支払(8本)

F 租税条約の適用(4本)

準備中のテーマ(国税庁タックスアンサー)

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