このツールについて
金融商品の会計処理は「その有価証券をどの保有目的区分に入れたか」でほぼ決まります。売買目的・満期保有目的・子会社関連会社株式・その他有価証券——区分ごとに貸借対照表価額も評価差額の処理も、時価が著しく下落したときの扱いも変わります。この早見表は、基準第10号と実務指針を区分別に引けるようにした索引です。
この画面でできること
- 有価証券の保有目的区分別マトリクスで、貸借対照表価額・評価差額の処理・著しい下落時の取扱いを一覧
- 金融資産・金融負債の発生および消滅の認識(財務構成要素アプローチ)
- 債権の貸倒見積高の算定(一般債権・貸倒懸念債権・破産更生債権等の区分別)
- デリバティブとヘッジ会計(繰延ヘッジ・時価ヘッジ・ヘッジ有効性の評価)
- 複合金融商品の区分処理と一体処理の判定
- 項番号つきで基準・実務指針の該当箇所へたどり着ける構成
使い方
まず対象が有価証券なら保有目的区分を確定し、マトリクスの該当行を見てください。債権なら債務者の区分、デリバティブならヘッジ指定の有無が入口になります。より細かい実務論点はQ&Aの早見表のほうが具体的です。
つまずきやすいところ
市場価格のない株式の扱いを取り違えるのが典型です。時価評価せず取得原価のままですが、実質価額が著しく低下したときは減損処理が必要で、「時価がないから減損もない」わけではありません。また、その他有価証券の評価差額は原則として純資産直入ですが、時価が著しく下落した場合は減損として損益に計上します。減損の「著しい下落」の目安(おおむね50%以上下落など)は基準本文ではなく実務指針にあります。
この画面が扱う範囲
本早見表は基準第10号と実務指針(会計制度委員会報告第14号)の要点を整理した索引です。適用にあたっては原典および金融商品会計に関するQ&Aの確認が必要です。
あわせて使うツール
この画面は原典を素早く引くための索引です。表示される内容は要点の整理であり、実務適用にあたっては必ず原典本体をご確認のうえ、税理士・公認会計士等の専門家にご相談ください。
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