このツールについて
減損会計は「兆候 → 認識 → 測定 → 処理後」という4ステップの順序がすべてです。ステップごとに比べる金額が変わり、認識テストでは割引前の将来キャッシュ・フロー、測定では割引後の使用価値を使うという切り替えが、実務で最も混乱しやすいところです。この早見表は、基準(意見書)と適用指針第6号を4ステップの軸で引けるように整理した索引です。
この画面でできること
- 減損の4ステップ(兆候→認識→測定→処理後)をマトリクスで一覧し、各段階で何と何を比べるかを確認
- 減損の兆候の4類型と、それぞれの判断材料
- 認識テスト(割引前将来CF総額との比較)と測定(回収可能価額=正味売却価額と使用価値の高い方)の区別
- 資産のグルーピング、共用資産・のれんの「より大きな単位」での判定と配分
- 減損損失の表示・注記までの取扱いを項番号つきで参照
使い方
自社の状況がどのステップにあるかを決めてから、そのステップのカードを読むのが早道です。グルーピングの単位が決まっていないと、その後のすべての判断が動きますので、まず第7〜10項から入ってください。数値を入れて試算したい場合は判定・測定ダッシュボードへ。
つまずきやすいところ
認識テストと測定で使うキャッシュ・フローを取り違えるのが最大の落とし穴です。認識は割引前、測定は割引後で、割引前で比較すべきところに使用価値を持ち込むと、本来認識すべき減損を落とします。また、減損損失は戻入れが禁止されているため、認識のタイミングを誤ると修正がききません。共用資産・のれんについては、より大きな単位で判定した場合に増加する減損損失の配分方法が論点になります。
この画面が扱う範囲
本早見表は基準・意見書と適用指針第6号の要点を整理した索引です。使用価値の割引率、将来キャッシュ・フローの見積期間、資産グループの単位はいずれも会社固有の判断を要し、監査人との協議が前提となります。
あわせて使うツール
この画面は原典を素早く引くための索引です。表示される内容は要点の整理であり、実務適用にあたっては必ず原典本体をご確認のうえ、税理士・公認会計士等の専門家にご相談ください。
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