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別表四・別表五(一)ラボ【応用編】|先生と一緒に図で学ぶ処理早見表・差異の戻り方・納税充当金・※の減算

別表四・別表五(一)ラボ【応用編】|先生と一緒に図で学ぶ処理早見表・差異の戻り方・納税充当金・※の減算

無料の学習ツール「別表四・別表五(一)ラボ」の読み方ガイドです。ラボの応用タブから、実務で迷いやすい論点を選んで、先生と生徒の会話形式で見ていきます。基礎タブの内容は基礎編で扱っています。登場する会社と設例の数値はすべて架空の例です(単位:千円、税額は入力値)。解説は公認会計士・税理士が監修しています。各行の図はラボの図そのものです。重要な節の最後には、ラボで30秒だけ手を動かす小さな実習を置いています。

📙 応用 1 ラボの早見表(すべて 16項目)
主な調整項目の早見表(すべて 16項目)
項目加算/減算留保/社外流出翌期以降の戻り方別表五(一)の行元になる別表など
損金経理をした法人税等(中間分)加算留保翌期に減算はしない。別表五(一)の未納法人税等の行(△)と打ち消し合う未納法人税等別表四2欄・別表五(二)
損金経理をした住民税(中間分)加算留保同上(未納道府県民税・未納市町村民税の行と打ち消し合う)未納住民税別表四3欄・別表五(二)
損金経理をした納税充当金加算留保法人税等・住民税分は未納の行と相殺。事業税分は翌期に13欄で減算納税充当金別表四4欄・別表五(二)
納税充当金から支出した事業税等減算留保前期に4欄で加算した事業税分がここで戻る納税充当金別表四13欄・別表五(二)
損金経理をした附帯税(延滞税・加算税など)加算社外流出戻らない-別表四5欄・別表五(二)
減価償却の償却超過額加算留保償却不足が出た期に、不足額の範囲で認容(減算)減価償却超過額別表十六(一)(二)
減価償却超過額の当期認容額減算留保超過額の残高が上限減価償却超過額別表十六(一)(二)
賞与引当金繰入額加算留保支給した期に減算賞与引当金-
貸倒引当金繰入限度超過額加算留保翌期に戻入れとあわせて減算(洗替え)貸倒引当金別表十一(一)(一の二)
棚卸資産・有価証券・土地などの評価損否認加算留保売却・処分した期に減算〇〇評価損否認額-
役員給与の損金不算入額加算社外流出戻らない--
交際費等の損金不算入額加算社外流出戻らない-別表十五
受取配当等の益金不算入額減算社外流出(※)戻らない。所得は減るが利益積立金は減らない-別表八(一)
寄附金の損金不算入額加算(仮計の後)社外流出戻らない-別表十四(二)
法人税額から控除される所得税額加算(仮計の後)社外流出戻らない(税額控除と二重にしないための加算)-別表四29欄・別表六(一)
欠損金等の当期控除額減算(所得金額の直前)社外流出(※)戻らない。過去の欠損金を使う-別表七(一)
行の色付きの札で、留保と社外流出を見分けられます。上のボタンでどちらかに絞り込めます。
はじめに

処理早見表 ── 主な項目の「加算・減算」「留保・社外流出」と戻り方

📍 ラボの場所:応用タブ 1
ハルカ
先生、基礎編で2つの表のつながりは分かりました。でも実務では項目が多くて、毎回どこに書くか迷います。
先生
応用編は、その迷いを減らす道具から始めようか。この早見表は、実務でよく出る16項目について、加算か減算か、留保か社外流出か、いつ戻るかを1枚にまとめたものなんだ。
ハルカ
留保が9項目、社外流出が7項目です。社外流出の列は「戻らない」がずらりと並んでいますね。
先生
まず「利益積立金額に反映させるか」で留保か社外流出かを決めて、留保なら次に「いつ戻るか」を見る。この2段で確かめると、別表五(一)の書き漏れを防げるんだ。
迷いポイント 社外流出の項目は、全部「加算」?
ハルカ
社外流出は損金にならない費用のことなので、全部加算だと思っていました。
先生
7項目のうち、受取配当等の益金不算入額と欠損金等の当期控除額の2つは減算なんだ。どちらも社外流出③の欄に「※」を付けて書くよ。応用4で詳しく見ていこうか。
💡 そうだったのか!
早見表は留保か社外流出か → いつ戻るかの2段で使います。社外流出の7項目のうち、※の付く2項目は減算です。
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  1. 応用タブの早見表で「社外流出だけ」を押す
  2. 「加算/減算」の列を上から見る

👀 社外流出は7項目。受取配当等の益金不算入額と欠損金等の当期控除額の2つだけが減算で、「社外流出(※)」と表示されます。

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📙 応用 2 ラボの図(少しずつ戻る)
少しずつ戻る(減価償却超過額)+300X1期-200X2期-100X3期X4期残高 300残高 100残高 0残高 0青=加算・留保(増③) 橙=減算・留保(減②) 緑の線=別表五(一)の期末④
少しずつ:償却不足が出た期に、その不足額の範囲で減算(認容)します。X2期は不足 200 で 200、X3期は不足 300 でも残高が 100 しかないので 100 だけ。
応用 2

差異の戻り方は4種類 ── 一括・少しずつ・売却時・確定時

📍 ラボの場所:応用タブ 2
ハルカ
償却超過額は X1期に+300、X2期に-200、X3期に-100。残高が 300 → 100 → 0 と減っていきます。
先生
留保のうち、計上時期のずれによるものは、将来の減算などで解消するんだ。戻り方には、一括・少しずつ・売却時・確定時の4つの代表的なパターンがあるよ。
迷いポイント 前期に加算した差異は、当期に全額を減算できる?
ハルカ
賞与引当金と同じように、償却超過額も翌期に全額戻すものだと思っていました。
先生
償却超過額は、償却不足が出た年に、不足額の範囲で戻すんだ。X3期は不足が 300 あっても、残高が 100 しかないので 100 だけだよ。項目ごとに戻り方が違うから、行も分けて管理するんだ。
ハルカ
土地の評価損否認は、売られる日まで、別表五(一)の玄関でずっと待っている犬みたいですね。
先生
いつ売るかは決まっていないから、毎期、期首①の残高を見て確かめるんだよ。
💡 そうだったのか!
留保の戻り方は一括・少しずつ・売却時・確定時の4つが代表的。戻り方の違う項目は、別表五(一)の行を分けて残高を管理します。
⏱ 30秒だけラボで試す
  1. 応用2の図で「売却時(評価損)」を押す
  2. 次に「確定時(退職慰労引当金)」を押す

👀 評価損は X1期+2,000 が売却した X3期に-2,000 で戻ります。退職慰労引当金は毎期+500 が積み上がり、確定した X4期に-1,500 でまとめて戻ります。

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📝 減損会計ラボ【税務調整編】(償却超過額・土地の否認)記事を読む ▶
📙 応用 3 ラボの図(事業税の分)
X1期末:計上したときX2期:納付したとき別表四 4欄 加算・留保事業税の分 390(4欄 1,950 の一部)五(一) 納税充当金+390未納事業税の行(ない)打ち消す行がなく、+390 が残る会計:未払法人税等 / 現金預金390 を納付別表四 13欄 減算・留保納税充当金から支出した事業税等 390五(一) 納税充当金 減② 390事業税は申告した期の損金 → 利益積立金も減る
事業税の分:未納事業税の行がないので、計上した期は納税充当金の+だけが残ります(まだ損金になっていない費用)。申告・納付した期に13欄で減算し、納税充当金の減②と一緒に消えます。
応用 3

納税充当金の一生 ── 計上した期と、納付した期

📍 ラボの場所:応用タブ 3・設例4
ハルカ
納税充当金 1,950 のうち、事業税の分 390 だけが別の動きをしています。X1期は+390 が残って、X2期に13欄で減算されています。
先生
納税充当金は税目に分けて追うのがコツなんだ。法人税等・住民税の 1,560 は、計上した期も納付した期も、別表五(一)の中で+と△が打ち消し合う。事業税の 390 だけが、翌期の13欄で戻るよ。
ハルカ
法人税法ラボで「事業税は申告書を提出した年度の損金」と習いました。だから X2期に減算なんですね。
先生
そう、ちゃんとつながったね。会計では X1期の費用でも、税務の損金は申告した X2期になる。その1年のずれを、納税充当金の+が預かっているんだ。
迷いポイント 法人税等を納付した期にも、別表四で減算する?
ハルカ
事業税を納付した期に減算するなら、法人税等の 1,560 も納付した期に減算すると思いました。
先生
法人税等・住民税は損金にならない税金だから、納付した期も別表四には何も書かないんだ。別表五(一)で、納税充当金の減②と未納の減②が同時に立って消えるだけだよ。
ハルカ
1,560 も払ったのに、別表四には一行も書いてもらえないなんて…。少し報われない気がします。
先生
報われているよ。別表五(一)の+と△が一緒に消えて、きれいに片づくんだ。
💡 そうだったのか!
納税充当金は税目に分けて追います。法人税等・住民税の分は別表五(一)の中で打ち消し合い、事業税の分だけが翌期に13欄で減算されます。
📝 法人税法ラボ【応用編】(法人税等の行・受取配当・欠損金)記事を読む ▶
📙 応用 4 ラボの図(受取配当等の益金不算入)
受取配当等の益金不算入額 250 を減算すると総額①(所得金額)△250留保②0(動かない)社外流出③(※)※ △2500別表五(一)はどの行も動かない
受取配当金は会計の利益に入ったままなので、繰越利益剰余金にも残っています(税務上の利益積立金額にも反映済み)。税務は所得を減らしますが、利益積立金は減らしません。そこで留保②ではなく社外流出③の欄に ※ を付けて減算し、①=②+③の関係を保ちます。
応用 4

※の付く減算 ── 所得は減らすが、利益積立金は減らさない

📍 ラボの場所:応用タブ 4
ハルカ
受取配当等の益金不算入額 250 を減算すると、総額①が△250、社外流出③が※△250 で、留保②は 0 のままです。
先生
受取配当金は会計の利益に入ったままなので、繰越利益剰余金にも残っている。税務は所得を減らすけれど、利益積立金額は減らさないんだ。だから留保②ではなく、社外流出③の欄に※を付けて減算するよ。
迷いポイント ※の減算は、留保②で書いても結果は同じ?
ハルカ
所得が 250 減るのは同じなので、留保②で減算しても問題ないと思いました。
先生
留保②で減算すると、留保所得が 250 少なくなって、検算式が合わなくなるんだ。別表五(一)はどの行も動かないので、その分ずれが出るよ。
ハルカ
私、※を脚注の印だと思って、表の下に説明が書いてあるはずだと探していました。
先生
脚注ではなく、社外流出③の欄で減算する印なんだ。欠損金の当期控除も同じ※だよ。
💡 そうだったのか!
※の減算は総額①と社外流出③だけを減らし、留保②は動かしません。留保②で減算すると、検算式が合わなくなります。
⏱ 30秒だけラボで試す
  1. シミュレーションで「設例8 社外流出」を選ぶ
  2. 「受取配当等の益金不算入額」を 1,600 から 2,600 にする

👀 所得金額は 13,740 → 12,740、社外流出③は △10 → △1,010。留保② 13,750 と期末合計 38,830 は変わらず、検算は一致したままです。

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📙 応用 5 ラボの図(1年目の期末)

別表四:加算・留保 120(除去費用分の減価償却費 100 + 利息費用 20。税務では債務が確定するまで損金にならない)

別表五(一)(抜粋) 1年目の期末 単位:千円
区分期首①減②増③期末④
資産除去債務(負債)1,000-201,020
資産除去債務に対応する除去費用(資産)△1,000△100-△900
2行の合計-△10020120
1年目は、除去費用分の減価償却費 100 と利息費用 20 を加算・留保(計 120)。別表五(一)では、資産側の△が 100 減って △900 に(0に近づく分を減②に△で書く)、負債側が 20 増えて 1,020 に。2行の増減の合計 120 が、別表四の加算・留保と一致します。
応用 5

損益を通らない調整 ── 別表五(一)に+と△を両建てで書く

📍 ラボの場所:応用タブ 5
ハルカ
資産除去債務を計上した時は、別表四は「調整なし」で、別表五(一)に負債+1,000 と資産△1,000 が並んでいます。
先生
会計で資産と負債を同時に計上しただけで、P/L に何も出ていないからね。税務ではどちらもないものとして扱うので、別表五(一)に+と△を同額で書くんだ。
ハルカ
資産除去債務ラボの税務調整編で「計上した日は別表四を通さない」とやりました。同じ形ですね。
先生
よく覚えていたね。1年目は償却費 100 と利息費用 20 を加算・留保して、2行の増減の合計 120 が別表四と一致するんだ。
迷いポイント 2行の合計は 0 なのだから、別表五(一)に書かなくてもいい?
ハルカ
合計がゼロなら、書いても書かなくても同じだと思いました。
先生
書かないと、翌年以降の加算・留保をどの行に入れるかが分からなくなるんだ。2行に分けておくと、資産側と負債側の残高を、会計のB/Sと照合できるよ。
💡 そうだったのか!
損益を通らない資産・負債は、別表四を通さず別表五(一)に+と△を両建てで書きます。その後の加算・留保は、2行の増減に分けて書きます。
📝 資産除去債務ラボ【税務調整編】(損益を通らない両建て)記事を読む ▶
📙 応用 6 ラボの画面
✖ 翌期の認容(減算)を忘れる
✔ 期首①に残高がある行から順に、当期に戻すものがないかを確かめる
✖ 社外流出の項目を別表五(一)に書く
✔ 社外流出③の調整は別表四だけで完結する
✖ 検算式で事業税まで引く
✔ 引くのは中間・確定の法人税等と住民税だけ
✖ 受取配当等の益金不算入額を留保で減算する
✔ 社外流出③の欄に ※ を付けて減算する
✖ 未払事業税を「未納事業税」の行に書く
✔ 未納事業税の行はない。納税充当金に含めたまま、翌期に13欄で減算
✖ 償却超過額の残高を超えて認容する
✔ 認容は「償却不足額」と「超過額の残高」の小さい方まで
✖ 繰越損益金を会計と違う額で書く
✔ B/S の繰越利益剰余金と同じ額(期首の額を減②、期末の額を増③)
✖ 前期の期末④と当期の期首①がずれる
✔ 前期の別表五(一)の期末④をそのまま書く(修正申告があれば、その後の額)
応用 6

よくあるミス ── 申告書を作ったら確かめる8項目

📍 ラボの場所:応用タブ 6
ハルカ
✖と✔が8組並んでいます。「翌期の認容を忘れる」「社外流出を別表五(一)に書く」「検算式で事業税まで引く」…。どれもやりそうです。
先生
検算式が合わないときは、まず上の3つを疑うといいんだ。社外流出を書いていないか、留保の転記漏れがないか、事業税を引いていないか、だよ。
迷いポイント 検算式が合えば、申告書は正しい?
ハルカ
検算式が一致したら、そこで作業を終えていいと思っていました。
先生
検算式は2つの表のつながりを確かめるだけなんだ。交際費の損金不算入額の計算そのものが違っていても、式は合ってしまう。元の別表(十五・十六など)も確かめるよ。
ハルカ
8項目を全部チェックしていたら、申告書を作るより時間がかかってしまいそうです。
先生
最初の1回だけだよ。前期の別表四・五(一)を横に置いて書けば、確かめる行はぐっと減るんだ。
💡 そうだったのか!
検算式が合わないときは社外流出の書き込み・留保の転記漏れ・事業税の引きすぎから疑います。式が合っても、元の別表の計算は別に確かめます。
⏱ 30秒だけラボで試す
  1. シミュレーションで「設例5 総合」を選ぶ
  2. 「翌期へ」を押す

👀 別表五(一)の期首合計が 29,190 になり、前期の期末合計と一致します。期末④を期首①に引き継ぐ流れを、そのまま確かめられます。

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🔗 ほかの別表 ラボの図
別表四(主な行)
当期利益又は当期欠損の額(1)
加算損金経理をした法人税等(2)
加算損金経理をした住民税(3)
加算損金経理をした納税充当金(4)
加算損金経理をした附帯税等(5)
加算減価償却の償却超過額
加算交際費等の損金不算入額
加算貸倒引当金繰入限度超過額 など
減算減価償却超過額の当期認容額
減算納税充当金から支出した事業税等(13)
減算受取配当等の益金不算入額 ※
仮計
加算寄附金の損金不算入額
加算法人税額から控除される所得税額(29)
減算欠損金等の当期控除額 ※
所得金額又は欠損金額
別表五(一)(主な行)
減価償却超過額
貸倒引当金
繰越損益金(25)
納税充当金(26)
未納法人税等・住民税(27・29・30)
差引合計額(31)
別表五(二)(租税公課の納付状況等に関する明細書):中間納付した法人税等・住民税(2・3欄)、期末に計上した納税充当金(4欄)、附帯税(5欄)、充当金から払った事業税(13欄)。別表五(一)の納税充当金・未納法人税等の行もここから。
📝 別表五(二)ラボ ▶
応用 7

ほかの別表 → 別表四・別表五(一)

📍 ラボの場所:ほかの別表タブ 1
ハルカ
別表五(二)、十六、十一、十五、八、十四、六、七から、別表四と別表五(一)に線が伸びています。
先生
別表四の加算・減算の多くは、ほかの別表で計算した結果を移したものなんだ。ほかの別表は「金額を計算する表」、別表四は「集めて所得を出す表」、別表五(一)は「留保を残高で管理する表」だよ。
迷いポイント 別表四から書き始めて、あとで個別の別表を合わせればいい?
ハルカ
別表四がいちばん大事なので、先に別表四を書いてしまおうと思っていました。
先生
順番は、個別の別表 → 別表四 → 別表五(一) → 検算 → 別表一なんだ。先に別表四を書くと、移す金額が決まっていないので、転記漏れが起きやすいよ。
ハルカ
別表五(二)ラボで、源泉所得税は別表四の29欄で加算・社外流出と習いました。2欄に入れるのはよくある誤りでしたね。
先生
よく覚えていたね。別表六(一)で控除する所得税額を、29欄で加算するんだ。ここでも線は別表四だけに伸びて、別表五(一)には入らないよ。
💡 そうだったのか!
書く順番は個別の別表 → 別表四 → 別表五(一) → 検算 → 別表一。別表四は、ほかの別表の結果を集めて所得を出す表です。

今日の内容を、ラボで確かめてみませんか?

この記事の図は、すべて別表四・別表五(一)ラボの画面そのものです。応用タブを開けば、同じ図を見ながら読み返せます。

別表四・別表五(一)ラボを開く ▶
📝 別表四・別表五(一)ラボ【設例・留保と社外流出編】(設例1〜3)設例編を読む ▶
📓 ハルカの学習ノートで、この章を見る学習ノートへ ▶

今日のまとめ ── 迷いポイント早見表

迷いポイント答えラボ
社外流出の項目は、全部「加算」?受取配当等の益金不算入額と欠損金等の当期控除額は減算(※)応用1
前期に加算した差異は、当期に全額を減算できる?項目ごとに戻り方が違う。償却超過額は不足額の範囲で、残高が上限応用2
法人税等を納付した期にも、別表四で減算する?しない。別表五(一)で納税充当金と未納が同時に消えるだけ。減算は事業税の13欄だけ応用3
※の減算は、留保②で書いても結果は同じ?同じではない。留保②で書くと検算式が合わなくなる応用4
2行の合計が0なら、別表五(一)に書かなくてもいい?両建てで書く。その後の加算・留保の行き先とB/Sとの照合に必要応用5
検算式が合えば、申告書は正しい?つながりを確かめるだけ。元の別表の計算は別に確かめる応用6
別表四から書き始めていい?個別の別表 → 別表四 → 別表五(一) → 検算 → 別表一の順応用7
おわりに

今日のふりかえり

先生
今日のまとめだよ。留保の項目は戻り方で分かれ、行ごとに残高を管理する。納税充当金は税目に分けて追い、※の減算は社外流出③の欄で書く。損益を通らない資産・負債は両建てなんだ。
ハルカ
前は「加算か減算か」ばかり気にしていました。今日は、どの行に、いつまで残るかを考える方が大事だと分かりました。
先生
その見方ができると、期首①の残高から、当期の調整を逆にたどって探せるようになるよ。
ハルカ
来期の申告では、前期の別表五(一)を最初に開いて、各行に「いつ帰ってくるの?」と聞いてみます。
先生
行は返事をしないけれど、早見表の「戻り方」の列が代わりに答えてくれるよ。次の設例編では、ラボの設例を1つずつ一緒に見ていこうか。

参考資料

法人税法第2条第18号(利益積立金額)・施行令第9条、法人税基本通達9-5-1、別表四「所得の金額の計算に関する明細書」・別表五(一)「利益積立金額及び資本金等の額の計算に関する明細書」の様式と記載要領(令和8年4月1日以後終了事業年度分)。確認日:2026年10月14日。設例の数値は独自のもの(単位:千円)で、税額は入力値です。

シリーズ:基礎編/応用編 / 設例編:留保と社外流出編(設例1〜3)・税金の行と総合編(設例4・5)・複数期編(設例6・7)・社外流出と赤字の年編(設例8・9) / 関連:法人税法ラボ【応用編】(法人税等の行・受取配当・欠損金)/別表五(二)ラボ【応用編】(納税充当金・未払事業税・源泉所得税)/資産除去債務ラボ【税務調整編】(損益を通らない両建て)

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この記事を書いた人

TaxJudge編集部|公認会計士・税理士(実務25年)による企画・監修。会計基準・税法・裁決・有価証券報告書などの一次情報をもとに、検索できるデータベースと計算・判定・文書作成ツールを制作しています。