会計・経理まわりのサービス12社(マネーフォワード・freee・LayerX・Sansan・ラクス・invox・TOKIUM・OBC・弥生ほか)の公式発表を taxjudge が確認し、新サービス・機能アップデート・提携・調査のうち経理・会計事務所が見ておきたいものだけを独自の編集でお届けします。
① 今週のピックアップ(3件)
1. リース契約の識別から台帳作成までを代行する「おまかせリース契約管理」が正式提供に(マネーフォワード・9/3)
2026年4月からβ版として提供されていたAI-BPOサービスが、正式提供に切り替わりました。公式発表によると、契約書をアップロードするとリース識別から台帳作成までを包括して代行し、判定根拠やログの出力、会計方針の策定に関する専門家を含めたサポートも受けられるとしています。対象として想定されているのは、新リース会計基準が適用される上場企業やその子会社・関連会社、会社法上の大企業です。
2. TOKIUM AI明細入力、取引先をまたぐ抽出ルールを「共有ルール」で一元管理できるように(TOKIUM・8/31)
税区分の判定基準や、拠点名から費用負担部署への読み替え、請求書ラベルの付与条件など、社内で判定基準が固まっているルールを「共有ルール」として1か所にまとめられるようになりました。取引先ごとに同じ内容を書き写す必要がなくなり、ルールを変更するときも1か所を直せば適用中の取引先すべてに反映されます。なお、共有ルールで管理する項目はAIの自動改善(学習)の対象外で、取引先ごとに精度を上げたい項目は従来どおり個別の抽出設定を使う形です。
3. Sansanに、名刺・商談履歴・企業情報をAIが横断して要約する「AIサーチ」(Sansan・9/1)
営業AXサービス「Sansan」で、AIエージェントが商談相手の企業や人物の情報を収集・要約する新機能が、2026年9月1日から順次提供されます。Sansan上の名刺情報や商談履歴、あらかじめ搭載された330万件以上の企業情報、Web上の公開情報を横断的に参照する仕組みです。経理向けの機能ではありませんが、社内に蓄積されたデータをAIが横断参照して要約する、という形は経理領域のサービスにも広がりつつある設計です。
② その他の更新
- 9/1Sansan
営業担当者の商談準備に関する実態調査を公表——55%が相手の情報収集が不十分なまま商談に臨み、3人に1人が「社内に情報はあるはずなのに探し出せない」と回答 - 9/2freee
予約サービスのWeb版に、予約の一覧・詳細の確認や追加・編集・取消といった管理機能を追加——従来から提供していたサービス管理・営業時間管理と組み合わせることで、予約サイトの構築から受付、受付後の管理までをブラウザ上で行えるようになるとしている - 9/2freee
外部のAIツールから自社サービスを操作するためのMCPサーバーが、従業員向けのアンケートサービスにも対応——同社はアンケート系の製品としては国内で初めてのMCP連携としている(同社の表記)
導入事例・イベント・提携などコーポレートの話題(今週は6件)は各社トピックスβに掲載しています。
③ 全件は「AIサービス動向ウォッチβ」で
※本記事の見出し・要約は、taxjudge が各社の公式発表をもとに独自に作成したものです。機能の内容・提供条件・料金は、必ずリンク先の公式発表でご確認ください。
※本記事は taxjudge が各社の公開情報を独自に収集・整理したものであり、掲載各社との提携・監修関係を示すものではありません。
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