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第10回 損益通算と損失の繰越控除|所得税入門講座

所得税 入門講座|第10回(v3)

損益通算と損失の繰越控除 ── 赤字をほかの所得と相殺する

「マンションの赤字は、料理教室の黒字から引ける?」に、5つのステップの図で答えられるようになる回です。

所要 15分前提:第4〜7回(所得の計算)・第5回(不動産所得の赤字)条文:所得税法69条・70条、租税特別措置法41条の4令和8年分の法令で計算
第1章 全体像123
第2章 所得の種類と金額45678
第3章 事業の所得と赤字910
第4章 所得控除と税額111213
第5章 納税と総合演習1415
📘 用語表と、この講座の読み方(クリックで開く)
損益通算ある所得の赤字(損失)を、ほかの所得の黒字から差し引くこと
総所得金額総合課税の所得を、損益通算したあとに合計した金額(長期譲渡所得と一時所得は2分の1にして足す)。所得控除を引く出発点
純損失損益通算をしても引ききれずに残った赤字
損失の繰越控除純損失などを翌年以後に繰り越して、その年の所得から差し引くこと
分離課税ほかの所得と合計せずに、別に税額を計算する課税のしかた(土地・建物や株式の譲渡など。第3回・第8回)
年分と数字この講座は令和8年分の法令で計算しています。繰越期間などの数字は改正で変わることがあり、改正のたびに差し替えます

はじめに:今日のゴール

🎯
今日のゴール
赤字をほかの所得の黒字と相殺する損益通算のしくみ(相殺できる赤字は原則として4つの所得だけ)と、相殺しても残る赤字を翌年以後に回す損失の繰越控除の入口を、自分の言葉で説明できるようになること。
由紀さんの事業所得(料理教室)275万円
+
不動産所得(マンション)の赤字のうち、相殺できる部分▲14万円
→
総所得金額261万円

※ マンションの赤字は▲29万円ですが、そのうち土地を買うための借入金の利子に対応する15万円は、相殺できません(ステップ3)。由紀さんの数字は学習用に設定した仮定の数値で、令和8年分の法令で計算しています。

ハルカ先生、第5回で由紀さんのマンションが赤字でしたよね。あの赤字は、そのあとどうなったんですか?
先生今日はその続きなんだ。第1回の計算の地図でいうと、②の「所得金額を出して合計する」ところだよ。
ハルカ赤字は、料理教室の黒字から引けるんですか?
先生引けるけれど、全部ではないんだ。マンションの赤字▲29万円のうち、土地を買うための借入金の利子に対応する15万円は、相殺できないよ。
ハルカ一部だけなんですね。では、由紀さんの所得の合計はいくらになりますか?
先生事業所得275万円から、相殺できる赤字14万円を引いて、総所得金額は261万円になるんだ。今日は5つのステップで、この計算を見ていこうか。

図で見る:損益通算と繰越控除の5ステップ

先生ここからが今日の本題だよ。由紀さんと健太さん、それぞれの所得を合計してみよう。「自分で入力」で、赤字の額を変えることもできるんだ。
ハルカ健太さんも出てくるんですね。健太さんにも赤字があるんですか?
先生健太さんには赤字はないんだ。それでも、第4回から第7回で出した所得を、ここで1つにまとめるよ。まずはステップ1から順に進めていこうか。
👆下のステップをクリックタップすると、図と会話が切り替わります← →キーでも移動できます
← 図は横にスクロールできます →
① 損益通算とは:赤字を、ほかの所得の黒字から差し引く0円275万円事業所得(料理教室)▲29万円不動産所得(マンション)相殺損益通算(所得税法69条)ある所得の赤字(損失)を、ほかの所得の黒字から差し引くこと。・相殺できる赤字の種類が決まっている (ステップ2)・相殺する順番も決まっている (経常的な所得どうしが先)赤字のある所得を、黒字の所得と相殺できるか確かめる。
事業所得 275万円 / 不動産所得 ▲29万円 → 赤字を黒字から差し引く
ハルカ由紀さんは、料理教室が黒字でマンションが赤字ですね。2つを足し引きしていいんですか?
先生いいんだ。ある所得の赤字を、ほかの所得の黒字から差し引くことを損益通算というよ。由紀さんなら、料理教室の黒字からマンションの赤字を引けるんだ。
🤔 迷いポイント赤字があれば、どの所得とでも自由に相殺できる?
ハルカ赤字が出たら、好きな所得と好きなだけ相殺できると思っていました。
先生相殺できる赤字の種類と、相殺する順番が決まっているんだ。種類はステップ2で見るよ。順番は「経常的な所得どうしが先」くらいで覚えておこうか。
ハルカ黒字と赤字を相殺……。お小遣いの赤字を、ボーナスで埋めるのと似ていますね。
先生埋め方は似ているね。ただ税金の計算では、埋めてよい赤字が法律で決まっているんだ。
💡 そうだったのか!損益通算は、ある所得の赤字を、ほかの所得の黒字から差し引くこと。相殺できる赤字の種類と順番は決まっている。
STEP1〜5の会話をまとめて読む(文字だけ)

STEP 1 損益通算とは

ハルカ由紀さんは、料理教室が黒字でマンションが赤字ですね。2つを足し引きしていいんですか?
先生いいんだ。ある所得の赤字を、ほかの所得の黒字から差し引くことを損益通算というよ。由紀さんなら、料理教室の黒字からマンションの赤字を引けるんだ。
🤔 迷いポイント赤字があれば、どの所得とでも自由に相殺できる?
ハルカ赤字が出たら、好きな所得と好きなだけ相殺できると思っていました。
先生相殺できる赤字の種類と、相殺する順番が決まっているんだ。種類はステップ2で見るよ。順番は「経常的な所得どうしが先」くらいで覚えておこうか。
ハルカ黒字と赤字を相殺……。お小遣いの赤字を、ボーナスで埋めるのと似ていますね。
先生埋め方は似ているね。ただ税金の計算では、埋めてよい赤字が法律で決まっているんだ。
💡 そうだったのか!損益通算は、ある所得の赤字を、ほかの所得の黒字から差し引くこと。相殺できる赤字の種類と順番は決まっている。

事業所得 275万円 / 不動産所得 ▲29万円 → 赤字を黒字から差し引く

STEP 2 通算できる4つ

ハルカどの所得の赤字なら、相殺できるんですか?
先生原則として、不動産所得・事業所得・山林所得・譲渡所得の4つの赤字なんだ。ほかの所得の赤字は、相殺できないよ。
🤔 迷いポイント副業のブログが赤字なら、給与と相殺できる?
ハルカ副業で赤字を出せば、給与の税金が減ると思っていました。
先生副業が雑所得なら、その赤字は相殺できないんだ。株式や土地・建物を売った損のように、分離課税の所得も原則として対象外だよ。
ハルカ4つの頭文字をとって「ふ・じ・さん・じょう」……。富士山の頂上、と覚えます。
先生実際によく使われる覚え方なんだ。由紀さんの赤字は不動産所得だから、4つのうちの1つに当たるよ。
💡 そうだったのか!損益通算できるのは、原則として不動産・事業・山林・譲渡の4つの所得の赤字。雑所得の赤字や、分離課税の所得の損失は相殺できない。

相殺できる赤字:不動産・事業・山林・譲渡(原則) / 不動産所得 ○

STEP 3 不動産の制限

ハルカ由紀さんの不動産所得の赤字▲29万円は、全部相殺できるんですか?
先生全部はできないんだ。不動産所得の赤字のうち、土地を買うための借入金の利子に対応する部分は、相殺できないよ。由紀さんは15万円がそれに当たるんだ。
🤔 迷いポイント相殺できなかった分は、翌年に回せる?
ハルカ相殺できなかった分は、翌年に回せると思っていました。
先生その部分は、損益通算の計算上なかったものとされるんだ。だから翌年に繰り越すこともできないよ。
ハルカ建物の利子は良くて、土地の利子はだめ……。土地は古くならないからですか?
先生理由まで考えたのはいいね。借入金で土地を買って赤字を作り、税金を減らす動きを抑えるための制限だと説明されているんだ。
💡 そうだったのか!不動産所得の赤字のうち、土地を買うための借入金の利子に対応する部分は、損益通算できない(繰り越しもできない)。

不動産所得 ▲29万円 のうち 土地の利子 15万円 は相殺できない → ▲14万円

STEP 4 総所得金額

ハルカ由紀さんの所得を合計すると、いくらになりますか?
先生事業所得275万円から、相殺できる不動産所得の赤字14万円を引くんだ。総所得金額は261万円になるよ。
🤔 迷いポイント総所得金額は、10種類の所得を全部足した金額?
ハルカ総所得金額は、10種類の所得を全部足したものだと思っていました。
先生退職所得や山林所得、分離課税の所得は、別に計算するんだ。総所得金額は、総合課税の所得を損益通算したあとに合計したものだよ。一時所得などは、ここで2分の1にするんだ。
ハルカこの総所得金額が、このあと所得控除を引く出発点になるんですね。
先生そのとおりだよ。第11回からは、この金額から所得控除を引いていくんだ。
💡 そうだったのか!総所得金額は、総合課税の所得を損益通算したあとの合計。一時所得と総合課税の長期譲渡所得は、通算したあとに2分の1にする。

総所得金額 = 275万円 − 14万円 = 261万円

STEP 5 繰越控除

ハルカもし、損益通算をしても赤字が残ったら、どうなるんですか?
先生引ききれずに残った赤字を、純損失というんだ。青色申告なら、純損失は翌年以後3年間にわたって繰り越して、翌年以後の所得から差し引けるよ。
🤔 迷いポイント白色申告でも、赤字は同じように繰り越せる?
ハルカ申告さえすれば、誰でも赤字を繰り越せると思っていました。
先生白色申告の人が繰り越せるのは、災害で事業用の資産に生じた損失などに限られるんだ。どちらも、赤字の年から毎年続けて確定申告書を出すことが条件だよ。
ハルカ由紀さんは総所得金額が黒字なので、繰り越す赤字はないんですね。
先生そうだよ。ステップ3で相殺できなかった15万円も、純損失ではないから繰り越せないんだ。
💡 そうだったのか!損益通算をしても引ききれない赤字が純損失。青色申告なら翌年以後3年間繰り越して、翌年以後の所得から差し引ける(特定非常災害による一定の損失は翌年以後5年間。対象は損失の内容などで決まる)。

純損失はない → 繰り越す赤字はない

健太さんと由紀さんの所得(ここまでのまとめ)

第4回から第7回で出した、青山家の2人の所得です。今日は、これを1つの金額(総所得金額)にまとめます。

人所得(出てきた回)金額
健太さん給与所得(第4回)565万円
雑所得:ブログの広告収入(第6回)45万円
一時所得:生命保険の満期保険金(第7回)10万円
株式の譲渡益:申告不要を選んだので、ここには入れない(第8回)(30万円)
由紀さん事業所得:料理教室(第5回)275万円
不動産所得:マンション1室(第5回)▲29万円
うち、土地を買うための借入金の利子に対応する部分15万円

※ 由紀さんのマンションは、土地・建物とも借入金で購入した設定です(借入金の利子45万円のうち、土地の分が15万円)。青山家の数字は学習用に設定した仮定の数値です。

先生ここまでの回で出した、2人の所得を表にまとめたよ。
ハルカ健太さんは給与と副業と満期保険金、由紀さんは料理教室とマンションですね。
先生健太さんの株式の利益は、申告不要を選んだから、ここには入れないんだ。くわしくは第8回で見ていくよ。
ハルカ由紀さんには赤字があるので、計算が少しややこしそうです。
先生赤字があるときこそ、今日の損益通算の出番なんだ。左の表の数字を使っていこうか。

2人の5ステップ

ステップ由紀さん健太さん
① 損益通算とはマンションが赤字 → 料理教室の黒字と相殺する赤字の所得はない
② 通算できる4つ不動産所得の赤字 → 4つのうちの1つ(確認だけ)
③ 不動産の制限▲29万円のうち土地の利子15万円は相殺できない → ▲14万円不動産所得はない
④ 総所得金額275万円+(▲14万円)=261万円565万円+45万円+10万円×1/2=615万円
⑤ 繰越控除純損失はない(相殺できなかった15万円も繰り越せない)純損失はない
ハルカ2人の計算を、表で通して見られるんですね。
先生そうだよ。由紀さんの総所得金額は261万円、健太さんは615万円なんだ。
ハルカ健太さんの所得は、ここでやっと1つの金額になりましたね。
先生第4回から積み上げてきた数字が、ここで1つにまとまったんだ。次の第11回からは、ここから所得控除を引いていくよ。

やってみよう:この赤字は通算できる?

8枚のカードで、赤字(損失)を給与所得などほかの所得の黒字と相殺できるかを選んでみましょう。選ぶと理由が出ます。

※ 入門向けに原則だけで判定しています。居住用財産の譲渡損失の特例など、例外は応用講座で扱います。

ハルカどの赤字が相殺できるのか、まだ自信がありません。
先生左のカードで「できる」「できない」を選んでみよう。選ぶと理由が出るよ。
ハルカ株の損やゴルフ会員権の損も出てくるんですね。
先生分離課税の所得や、生活に通常必要でない資産の損失は、原則として給与などと相殺できないんだ。迷ったら、ステップ2の4つを思い出そうか。

令和8年分の数字(この回で使ったもの)

項目令和8年分くわしくは
純損失の繰越控除(青色申告者は純損失の全部)翌年以後3年間ステップ5
特定非常災害による損失の繰越控除(一定の要件を満たす損失)翌年以後5年間応用
損益通算できる赤字(しくみ)不動産・事業・山林・譲渡ステップ2

繰越期間などの数字は、税制改正で変わることがあります。この講座では年分ごとの数字を1か所で管理し、改正のときに差し替えます。「4つの所得の赤字を、ほかの所得の黒字と相殺する」という仕組みは変わりません。

ハルカ繰り越せる期間も、改正で変わることがあるんですか?
先生法律で決まっている期間だから、改正で変わることはあるんだ。左の表は令和8年分の数字だよ。
ハルカ損益通算できる4つの所得は、変わらないんですか?
先生4つの所得の赤字を相殺するという仕組みは、変わらない土台なんだ。数字が変わっても、当てはめるだけだよ。

よくある間違い

① 副業の赤字で給与の税金が減る

副業が雑所得なら、その赤字は給与所得と損益通算できません。損益通算できるのは、原則として不動産・事業・山林・譲渡の4つの所得の赤字です。

② 相殺できなかった赤字も繰り越せる

土地を買うための借入金の利子に対応する部分など、損益通算の対象にならない赤字はなかったものとされ、翌年以後への繰り越しもできません。

③ 純損失は誰でも繰り越せる

純損失の全部を繰り越せるのは青色申告者です。白色申告者は、災害で事業用の資産に生じた損失などに限られます。どちらも、毎年続けて確定申告書を出すことが条件です。
ハルカ①は私の勘違いそのものです。副業で赤字を出せば、給料の税金が戻ると思っていました。
先生副業が雑所得なら、その赤字は給与所得と相殺できないんだ。事業所得になるかどうかは、第6回の線引きを思い出そうか。
ハルカ②の、相殺できなかった赤字も、繰り越せないんですね。
先生繰り越せるのは、損益通算をしても引ききれなかった純損失なんだ。最初から相殺の対象にならない赤字は、繰り越しの対象にもならないよ。

ミニテスト(3問)

Q1. 会社員が副業で始めたブログ(雑所得)が赤字になった。給与所得との関係で正しいものは?
Q2. 不動産所得の赤字のうち、損益通算できない部分は?
Q3. 損益通算をしても引ききれなかった赤字(純損失)。青色申告者の扱いとして正しいものは?

おわりに ── 今日のふりかえり

1分まとめ
  1. 損益通算は、ある所得の赤字を、ほかの所得の黒字から差し引くこと。
  2. 相殺できるのは、原則として不動産・事業・山林・譲渡の4つの所得の赤字。雑所得の赤字や、分離課税の土地・建物・株式の損失は、原則として相殺できない。
  3. 不動産所得の赤字のうち、土地を買うための借入金の利子に対応する部分は相殺できない(繰り越しもできない)。
  4. 損益通算したあとの合計が総所得金額。一時所得などは、ここで2分の1にする。健太さんは615万円、由紀さんは261万円。
  5. それでも残る赤字が純損失。青色申告なら翌年以後3年間繰り越して、翌年以後の所得から差し引ける。
先生今日のまとめだよ。不動産・事業・山林・譲渡の4つの赤字は、原則としてほかの所得の黒字と相殺できるんだ。
ハルカ副業の雑所得の赤字は相殺できない。不動産の赤字のうち、土地の借入金の利子に対応する部分も相殺できないんですね。
先生そのとおりだよ。それでも引ききれない赤字は純損失で、青色申告なら翌年以後に繰り越せるんだ。
ハルカ赤字にも、使える赤字と使えない赤字がある……。覚えておきます。
先生いい覚え方だね。次の第11回からは、総所得金額から所得控除を引いていこうか。

参照条文・出典

参照条文:所得税法2条1項25号(純損失の金額)、22条(課税標準)、69条(損益通算)、70条(純損失の繰越控除)、70条の2(特定非常災害に係る純損失の繰越控除)、所得税法施行令198条(損益通算の順序)・200条(生活に通常必要でない資産の災害による損失額の計算等)・201条(純損失の繰越控除)、租税特別措置法41条の4(不動産所得に係る損益通算の特例)

参考資料:税務大学校『所得税法(基礎編)令和8年度版』第4章第2節「所得税の課税標準」(pp.41〜43)、第4章第7節「損益通算及び損失の繰越控除」(pp.89〜92)(講本PDF)

本教材は、上記講本を参考に、TaxJudgeが独自に構成・解説したものです。損益通算の順序(経常所得のグループと譲渡・一時所得のグループ)は入門向けに簡略化し、山林所得・退職所得との通算、民法組合や国外中古建物の損失の制限、純損失の繰戻し還付は扱っていません。

本教材は国税庁による監修・保証を受けたものではありません。令和8年分の法令に基づく学習用の試算であり、個別の申告には税理士等にご確認ください。青山家の数字は学習用に設定した仮定の数値です。

ハルカ条文で確かめたいときは、どこを見ればいいですか?
先生所得税法69条が損益通算、70条が純損失の繰越控除、2条1項25号が純損失の定義だよ。土地の借入金の利子の制限は、租税特別措置法41条の4にあるんだ。
ハルカこの講座のもとになった資料も知りたいです。
先生税務大学校の講本『所得税法(基礎編)令和8年度版』を参考に、TaxJudgeが独自に組み立てているよ。出典は左にまとめてあるんだ。
所得税 入門講座 第10回|taxjudge.com
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